グリーンの檸檬に思いを寄せて…

沼津 ビーズジュエリーStudio SEKI 関 しのぶです。

グリーンのきれいな檸檬の香りがお部屋に漂っています。
 
お教室を持っていると、必ずいつかやって来ることがあります。
それは受講生さんとのお別れ。
習い事なのだから、当然何年かしたら、卒業する日が来ますよね。
 
多いのは2~3年で卒業されて行く方ですが、4~5年以上お付き合いをしている生徒さんも多数、 中には10年以上の方もいらっしゃいます。
毎年特別講座を募集していただいている千本プラザのOB会教室、昼の部はシニアの方が多く
卒業されていく理由が、お体の不調、ご家族のご病気など様々です。
 
今日告げられたのが、4年以上千本プラザのお教室にお越しいただいてるU様、
いつもお元気で、親御さんの介護のストレス解消と称し他の生徒さんとにぎやかに過ごしていらっっしゃる、素敵な方です。
 介護するお身内が増えてしまい、「家でもビーズどころじゃないの」と淋しそうに 話されました。
もちろん、習うことも、そろそろいいかな?という時期に来ていると 思うのですが…淋しいですね。
同時に始めた他の生徒さん達も「そうね、そろそろ」という気配が…。

そういう時、淋しいけれど、私は満面の笑顔で送り出そうと心がけています。

だって、その方の卒業ですから…。

「気が向いたらいつでも来てね」
「たまには元気なお顔を見せてね。」
「長い間、お疲れ様でした。」

新しい出会いがあれば、お別れもある。
さよならを言いながら、Uさんが分けてくださったみどりの檸檬にそんな思いを寄せ、
ちょっと淋しいけど、また歩き出さなきゃと深呼吸です。

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